旧洞と新洞からできていて、旧洞は入口から左奥へと環状に約100メートル通じ、また元の入口に出てきます。入口部はガス溜まりの広い空洞部でしたが、天井部にはガスが抜けたことにより崩壊した痕跡があります。その入口部から東北方向に、丁度ひしゃくの柄のように約70メートルの新洞が通じていて「目が退化した魚」が見つかったこともあります。
旧洞内の岩塊が崩壊して特に狭くなった所を「背すり」といい、1~3カ所あります。旧洞内には「迷い道」「千畳敷」「鬼の井戸」「鬼の寝床」と呼ばれている場所があり岩肌には鍾乳石、玉滴石などが多く見られます。
●「大根島の溶岩隧道」(幽鬼洞)は、崩落の危険があるため、学術調査等で松江市文化財課が許可したもの以外は入洞できません。
連絡先 : 松江市文化スポーツ部文化財課文化財係 ℡0852-55-5523(平日8:30~17:15)