八束の方言

八束の方言

方言の分類

八束町(大根島)の言語を、方言分類上から見ると、島根の三方言(出雲方言・石見方言・隠岐方言)の中、概ね北部出雲方言の短音型に属しているが、地理的にみて鳥取県の夜見が浜(弓が浜)に近接しており、古くからその方面との往来があったためか、伯耆方言の影響が深く、ことばの抑揚の極似している点も多い。

一言で言えば、その特異な地域性と歴史性とに培われて独特な発達経路を辿ったものと思われる。もともと交通不便な中海の孤島で、長い間周囲と隔絶され、先年漸く堤防や水門橋によって松江地方や弓が浜半島と結ばれるに至ったとはいえ、今も尚周辺地帯との交流接触が少い状態であるから、自然と文化の発達や変遷にもずれを生じたものと思われる。

しかし最近は、マスコミの影響もあり、地域の交流や教育の影響、婚姻事情の変遷とも相まって急速に変様をとげ、昔からの所謂島ことばや、特異なアクセント・イントネーション(節まわし抑揚)も次第に影をひそめてきた状況である。

ようこそ いらっしゃいました よう ござっしゃたねー
こんばんは ばんじまして
ありがとう だんだん
美人ですね えにゃんばだね
馬が走ってる おんまが かけっちょー
おいしい蟹ですね まい がーま だね
風呂に入ります どんぶー ね ふゃーけん
インチキをしないでください まんちゃら すーだねがな
蛇がカエルをおいかけてる くちなわが きゃーごぼっちゃげちょー
そんなこと言ったってしょうがないじゃないか そげなことえってもしかたがねわやい

 

ふるさとことば(方言) 意味や用例など
えきし、えきしに(ね) 行く途中、行くとすぐに
えっち 一番
えらしじ いらだたしい
えらしじなり いらだたしい様子
えちえき いつもいつも
ええがのり 気がきかぬ、才覚がない
えちがしんだ 盛りが(最中が)すんだ
えーぼし いりこ、いり干し
えみ 忌み
いーてこといい 言いたいこと言い
え(い)て 湯手、手ぬぐい
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
ろし、ろしばん 留守、留守番
ろくしっぽ、ろくさんぽ ろくすっぽ、ろくに
ろくでなし 役立たず、役に立たぬ奴
論でな-算ねだ-かからん 論外だ、問題にならぬ
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
はしま 間食
はなた ふち、端
はやす 庖丁で切る
はやね、はやこと 早く
はしかい 痛がゆい、才走っている
はねまくれー はねころぶ 思うさまころぶ
はなしむ 鼻をかむ
はえじーかがむ 這いずれ屈む 平身低頭する
はかれや とんじゃくするな ほっとけ
はんちゃに(ね)しー のけ者にする
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
にょば、にょばのこ 女、女房、女の子
にょばぶー 女のきりょう、容貌
にょんにょさん 仏さん
にがしょ 苦潮、赤潮
にっちもさっちもえかん 二進も三進もいかん 動きがとれん
にえくりかえー (腹わたが)煮えかえる
に(ね)んげよし お人よし
に(ね)らんちけー にらみつける
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
ぼー、ぼっちゃげー 追う、追いかける
ほがほがしーな ぼやぼやするな
ぼろけ 落ちる
ほんそ子 可愛がられている子
ほんこ 本気
ほんちょ 可愛がる
(よ)ほにょって ようやく、やっと
ほがみ 他所見、わき見
ぼえ出す ほうり出す、追い出す
ぼで、ぼでな奴 駄目な、役立たず
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
ふぇごむ(ん) へっこむ、凹む
ふぇーこらふぇーこら ぺこぺこ頭を下げる
ふぇんど へど、咽吐
ふぇんた、ふぇんくそ へんくつ者
ふぇじって けずって
ふぇらふぇと 度々
ぺったえ、ぺったー メンコ遊び
べべ 着物(幼子に)
ぺっちゃー ばったり、ぱったり出合う
べ(ぺ)っちゃんこ びしょぬれ、ずぶぬれ
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
とーしね 度々、毎度
どふぇゃしな 度拍手な、拍手はずれな
とやもね、とやとじもね 途方もない
どげぞ、どげぞこげぞ どうか
どちはんじゃく どっちつかず中途半端な
どさくれー、どさくれもん 道楽する、道楽者
どまかす だます、欺く
ととろかん おいそれとは動かぬ
とわじ、とわじかたー でたらめ、でたらめを言う
とび 贈り物の返し
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
ちょんぼー、ちょんぼし すこし
ちょっこし 少しの間、ちょっとの間
ちーけやい(え)と 散り気やい(灸)と
ちゃぐち 茶の口とり、茶菓子
ちゃのこ 朝飯
ちぢめがちん 締めくくりが出来ない
ちもぐー 晦日、大みそか
ちもぐ 閉じる
ちょちょくさ あわてもの
ちょこちょこ 時々
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
りごわ 理くつっぽい、強情な
りんば かまに添える鉄輪
りんきもん やきもちやき
りこうしょ(う) 利発な人、利口な人
りーぎ 流儀
りんごん(さん) 竜神さん
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
のしと、のしとこんじゃ 盗人、盗人根性
のしとけな 盗人のくせがある
のれー 濡れる
のし 主、山の主、河の主
のえあげー 縫い上げる
のえばー 縫い針
のごー、てのごえ 拭う、手拭い
のくめー、のくも 温める、温もる
ののこ 布子(綿入)
にか、にかみそ ぬか、糠味噌
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
ろしばん るすばん
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
わーさ わるさ、悪戯
わりしこ 悪いぐあい
わけ 食べ残し
わけし、わかし 若衆、若者
わりいい 悪口
わーもん 悪者
わーが、わら、わらちゃ お前が、お前は、お前達は
わーがって 悪がって、気の毒がって
・・・・・わて ・・・・・ずつ
わらんじ、わらんじ酒 わらじ、わらじ酒
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
がえな、がえね 大きな、大層
がめた がっかりした
がんにゃ 宿かり
がーま かに
がんじょな、がんじょもん 勤勉な、働き者
がっしょがな 精一ぱい
ががま 怪面相、こわい顔つき
がっくうする がっかりする
かわ 湧水、泉
がんりんぼ じゃんけんぼ
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
よぼー 夜釣り、夜の漁
よほにょって やっと
よばれー 招待される ごちそうになる
よそー 飯を盛る
よーしゃ、ようしゃぶけ 遠慮、遠慮ぶかい
よーね よくよく
よぶって、よびって、よーさ 夜中、夜
よま(も)よま(も) ようもようも
よんべ、よんべけ 昨夜 昨夜の疲れが残っている
よーたんぼ 酔っぱらい、大酒のみ
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
だんね よろしい、大事ない
だんだん、(ね) ありがとう ありがとうございました
だら、だらじ、だらくそ 馬鹿
たばこ、たばこしょえ 休憩、休憩しよう
だんべ、だんべら ぼたん雪、たびら雪
だいじょ 大序、初め
たわえがね 正体がない、他愛がない
ただもね、ただも 毎度毎度、度々
たくれこん 押しかけて行く
たえげなら、たえげにせ 程々に、大概にせい
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
れーみゃー 礼参り
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
そうど 大そどかえす(しー) 騒動、大さわぎする
そじー 削る、草(木)をそじる
ぞーよ 費用、入費
そうだてて そーだえてて ・・・だけれども
ぞんぞがつく 身ぶるいがする ぞっとする
ぞうきな 憎気な、親切気がない
心そどがね 心がおちつかぬ じっとしておれぬ
そうれん 葬式
そげな、そぎゃん そんな
そげしょえ そうしよう
そらのほ 上の方
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
ちもぐー 晦日、(月寵り)
ちもぐ 閉じる
ちめ
ちんで、ちんだ 摘んで、摘んだ、積んだ
ちーめん ちりめん
ちばえー 戯れさわぐ
ちどー 集まる
ちぐなー しゃがむ
ちーはし つるはし
ちっとえけにゃ ずんとだめなら
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
ねんげがわり、ねんげ 人が悪い、人間
ねぼし 煮干し、甘藷の切干し
ねちけー、ねじれー ねじれる、すねる
ねき そば
ねやご、ねやごくー ぐずぐずきげんが悪い
ねまー、ねまーこぶ 坐る、すわりこぶ
ねぶき、ねびき いびき
ねらんちけー、やぶねらん にらみつける、斜視
ねんじ、大ねんじ 人参、大人数
ねねく にんにく
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
なよー 赤ん坊を寝かしつける
なだよー なだれ寄る、一方に寄る
なんがえね(の) 何の何の、どう致しまして
なんだえ(や)かんだえ(や) 何とかかんとか、おやおや
なくさん 慰み、物件遊山
なーそ 果物、なりそ
なんぼなんでも 何が何でも、よもよも
なんだてーこともね 何としたことか
なんぞかんぞ 何や彼や
ながせ 長雨(八月ながせ)
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
らちがね 乱雑だ、埒がない
らちがあかん だらしがない、解決しない
・・・らら、らちゃ 達、(子供達)、達は、
らんきょ らっきょう
らくえんきょ 楽隠居
らお きせるの羅宇
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
みてさんぼな 無体な、つれない
もしろ むしろ
もしめ
もぎ飯、もぎ茶 麦飯、麦茶
もしー むしる、もぎとる
もしーしな むしったばっかり
もくろじ むくろじ (羽根つきの玉にする)
みこ 婿
もし、もし歯、もしめがね 虫、虫歯、虫眼鏡
もえか 六日
おなんと 胸元  
おねくそがわり 胸くそが悪い
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
おだちがあがらん うだつがあがらぬ、幸運に恵まれない(うだつ=梁の上に立て、棟木を受ける小柱)
おめー、(水を)おめー 埋める 水を入れてぬるくする
おし
おんま(ま)
おさぎ
おなぎ うなぎ
おじがんさん 氏神さま
(う)まかった、まい うまかった、うまい
おしろび、おしろまえ 後分、後前(に着る)
おんどーくゎい 運動会
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
のんのさん お月さん、神さま (にょんにょさん)
のんべー 酒のみ、よっぱらい
のふーじな 無茶な、だらしがない
のく 暖かい、ぬくい
のほほんと ぼんやりと、無考えで
ののこ 衣子、綿入れ
のろま 薄馬鹿
のーなし 無能者
のんべんだらりと 何もすることなく過ごす
のぞく 伺う、おじゃまする
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
おえそ(の方) 少し離れた所(方)
おそ、おそこ うそ、ちがう、うその勝負 (金品をかけない勝負)
おきしき すき好き
おんじょ とんぼ、やんま
おえぼし
おばしー 役立たずでいる
おどら、おの(ど)-(れ)が 貴様、こいつめが
おーかめ
おたく 大声で呼ぶ、罵る
おちらと ゆっくりと、気楽に
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
くらがす、くらがえちゃー なぐる、なぐってやる
ぐじー ぐずぐずいう
くー、くーけん、くーぞ 行く、行くから、行くぞ
くらめ 暗がり
くたばー、くたびれた 疲れる、つかれた
くゎしゃ やり手、気の強い女、火車
くちなわ
くじくー 苦情をいう、くずくずいう
ぐし、頭がぐし ゆるい 頭のまわりがぬるい
くよー くすぶる、(線香が)
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
やくてもね むだな事だ、役体もない
やえと お灸
やんべな、やんべね 手頃な、丁度頃合な 程々に
やみくもね やたらに、しきりに
やんちゃご いたずらっ子
やしゃ(れ)まご 孫の孫、ひまごの子、玄孫
やきもき はらはら
やーて、やーてばば 遣手、腕の立つ人 意地悪ばーさん
やがもが むりやり
やぶ 藪医者
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
まくじー出す 放り出す
まかせ 準備、下ごしらえ
まめな、まめに働く 丈夫な、達者な、誠実に働く
まえまえ でんでん虫、かたつむり
まんちゃら ごまかし、反則
まぶれちく 群りつく
まよー 目やに
まえしく うまい具合に うまくいった
まくれー、まくれこん ころぶ、ころがりこむ
まどー、まどうぇ 弁償する、弁償せよ
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
けたくー、けたくった ける、足げたにした
けたがえく 桁が朽ちる 持ちこたえられなくなる
けがね 気配がない
げだ、げだご 外道、がき
けわし 忙しい
けもー、けんて 煙、けむたい
けんび(べ)き 疲れ、過労
けんびきけな つかれ気味だ
けね あっけない
・・・(だ)けん、みたけん ・・・だから、見たから
・・・(だ)げな ・・・だそうだ
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
ふて正月 一日正月
ふてくされー すねる、だだをこねる
ふんだーけったー ひどい目にあう
ふらべったな 平たい
ふゃー 入る
ふがなえっちんち 一日中
ふねー ひねる、もむ
ふちけふちけ 度々
ぶに おかげ、あたえ
ふてぶー ゆさぶる
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
こたえん たまらん、こたえられん
ごせ おくれ
ごさっしゃえ ください
こそばし、こそばい くすぐったい
こんし 懇志、ねんごろ
こんしにしちょー ねんごろにしている
こまめね(働く) まめまめして働く
ごたく、ごたく並べー 文句、文句をいう
ことくそならん 役に立たぬ
こたやかす 困らせる
ごめた 一緒にする
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
えんばと たまたま、折りあしく
えごしぎはてて 何もかもすんでから
えらしじ いじらしい
えらしじなり いらいらしたなり
えけじ わんぱく、いたずら
えらくらし 面倒くさい、いらいらする
えんべ客 不意の客
えらからしじ、えちえき いつも、常時
えかてーほど これでもかといわんばかりに
えらしじがー あたりちらす
えもっちぇ 分家
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
てご 手伝い
てにあわん 手におえない
てしこにあわん
てしゃ 器用な人
てれぐれ まごまご
てれぐれしーな まごまごするな
てめ 手の内、中み
でべそ 出しゃ張り
でじのかん 引っこみ思案の人、出不精
てまえみそ 自分勝手
てんこち、てんこ盛り てっぺん、山盛り
てんぐーま 肩車
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
あさってのほ とんでもない方
あたーめ 当り目、初七日の法要
あたしー 仇をする
あだれー 落ちる
あやくちゃがね あやがない、わけが解らぬ
あーき 歩き、行商、旅
あったね 急に、突然
あやがね、あやなし 乱雑だ
あっちゃこっちゃ 反対になる、くいちがう
あこめさん お人形さん
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
さばー とりつく、つかまる
ざまくな お粗末な、粗雑な
ざま、ざまがわり かっこう、体裁が悪い
さぼす 乾かす
さんとにあわん 計算にあわん
さしくー 繰合せる、都合つける
さえばもつ おせっかいをやく
さらだ、さらなもんだ 何の役にも立ちぬ 役立たずだ
さあれね そうですね
さんざーしー さっぱりする すっきりする
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
きたえね 奇体に、奇妙に
きこな がんこな、片意地な
ぎったぎった(えわせー) ぎゅうぎゅう ぎゅうぎゅういわせる
きびし 大そう、いたって
ぎばんで 気ばって、精出して
きしゃがわり 気色が悪い、面倒くさい
ぎじょ きちょうめん
きよーて 恐ろしい、こわい
きょーび 今日この頃
きちゃ(た)んげな きたならしい
きちゃね きたない
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
いて 湯手、手拭い
えまき 湯巻き
えめ
えきもどー 往復
えしー ゆする
いわかし 湯わかし
えどの 湯殿、ふろ場
えじ
(かみ)いー 髪結い
いーのー 結納
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
めんぱ、まんぱちご めだか・めだかの子
めぞかわ
めげー、めぐ こわれる、こわす
めんの お面、能面
めーじゃら
めぐー めぐり、すりこ木
めんだな 面倒な
めんたし ありがとう
めったに ほとんど
めにあー ひどい目に合う
めめくそ ちょっぴり
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
みてさんぼな 無礼な、つれない
みたんげな、みたんね 見っともない、見苦しい
みやし、みやしげな 容易な、たやすそうな
みてくれ ていさい、外見
みかしげな 昔風な
みば 体裁
めじあび、めじあぶー 水泳、水泳する
めせはー 店張り
みかし、とんとみかし 昔、昔話
みやかさんやねしー 見失わぬようにする
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
じがね だらしがない
じき、じぎなしね 遠慮、えんりょなしに
しゃーね 性根
しーさま(ぼ)し 息ぬき、ひまつぶし
しちこたらし くどい、しつこい
しーこそばし くすぐったい
しごならじ いたずらっ子
じなくそ、じなくそいう 乱暴者、馬鹿話する
しょっぱち 最初、初っぱな
しごしー いじめつける
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
ひょんな 変な、妙な
ふばち、ふのこ 火鉢、火の粉
ふぇーじー 曽祖父
ふぇーまご 曽孫、ひまご
ふよ 日庸
ふがん 彼岸
ふくぎゃー ふくじーこん ひきがえる、蟇
ふきわーおし 挽き臼
ふぇー
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
もそぶ 運ぶ
もうはえ もはや、もう
もとらん、もとらじ 未熟な、未熟者、下手くそ
もんくたれ、もんくたえー 文句言い、文句を言う
もんば 藻葉
もぐ、もがれ もく 竹の小枝をもぎとったもの
もしめ、もしめ子
もりやり 無理矢理
もっけ顔 あきれ顔
もしー むしる、もぎとる
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
せわやく、せわやえて 働く、一生懸命に
せたもんだ あんまりだ、とんでもない
せこちんだ 詰った、つめこんだ
せんめね、せんめまんめね 無理矢理に
せっかせっか 息苦しく、あえぐ
せごた 背中
せんぜー 進ぜる、あげる
せっぺ 精一ぱい
せんち 雪隠、大便所
せんど この間、先刻
 
ふるさとことば(方言) 意味や用例など
しけかー、しける つっかい棒をする
じえぼ 食い意地が悪い
じーがきちゃね 意地きたない
じんどえけにゃ 最悪の場合は
しーこぎ すりこぎ、連木
しざー すぎる、後さがりする
しけてやー 助けてやる 酒を助けて飲んでやる
しゃぶー お乳を吸う
しゃぶっちょー しゃぶっている
しねくらし すねたような
しまとー 相撲とり
じちーがしー 頭痛がする