この熔岩洞窟は、昭和8年、道路工事の際に偶然発見されたもので、昭和10年6月に天然記念物に指定されました。この洞窟はその珍奇な形状から竜神様の住処(すみか)になぞらえて「竜渓洞」と名づけられました。内部の様子は特別天然記念物「幽鬼洞」に勝るとも劣らないもので、岩肌には熔岩流出のあとが直線状あるいは渦巻状にあざやかに残っています。また洞窟内には、目の退化した世界的にも希少な洞窟性の生物が生息しており、学術研究の対象になっています。
●熔岩洞窟内は、真っ暗で、滑りやすくなっています。懐中電灯、長靴はこちらで準備いたします。
●第二熔岩洞窟(竜渓洞)は、自然観察指導員の案内により見学できます。希望される方は下記までご連絡ください。
島根県自然観察指導員 島根県ふるさと案内人 門脇和也 090-3178-2483
kadosa291111@gmail.com
※どちらの熔岩洞窟も、八束町中央バス停から徒歩10分のところにあります。
現在は、崩落の危険性があるため、金属製の建屋を設置しております。
運が良ければ、洞窟内で珍しいヨコエビの一種を見ることができます。